ツアー実施日:令和元年7月29日(月)
1. 目的
(公財)東京都道路整備保全公社では、都民のみなさんが、道とふれあい、道に親しみをもち、道が日々の生活に身近な施設であることを実感していただくために、「夢のみち」事業を実施しています。この事業の一環として、東京道路清掃協会の協力を得て、令和元年7月29日(月)に「夢のみち」2019親子体験ツアー 人知れず活躍する“道路お掃除隊”「ロードスイーパー(路面清掃車)」体験試乗を実施しました。
2. ツアー概要
このツアーは、道路のゴミ、汚れなどを夜間に走りながら清掃しているロードスイーパーに体験試乗していただくものです。
道路清掃は、美しいまちをつくり、事故の原因となりうるゴミ等を取り除くことで安全性を向上させ、未来に引き継ぐ大切な資産(街の大動脈=道路)の維持保全により、多くの都民や利用者にとって安心、安全で快適な道路環境の創造に貢献するという大切な役割を担っています。
3. 当日の流れ
①集合・受付
参加者の皆様には、西新宿に集合していただきました。受付を済ませ、大型バスに乗って出発です!
②道路清掃作業について説明
見学は休日の自動車教習所を利用して行われました。開会にあたっては、公社職員から挨拶、スケジュールの説明がありました。続いて一般社団法人東京道路清掃協会の方から、道路の清掃がどのように行われているかの説明がありました。昼間は自動車の交通量が多いので、夜中に清掃作業は行います。私たちが眠っている間に道路をきれいにしてくれます。
ロードスイーパーの待つ会場に到着
公社職員による挨拶
道路清掃について説明
③道路清掃作業デモ見学
実際に使用される車を教習所のコースの中で走らせ、清掃作業のデモンストレーションが行われました。この様子は教習所内の2階ロビーから窓越しに見学しました。4台の車がチームになって作業します。一番前の先行車はロードスイーパーが収集できないような大きなゴミの収集や歩道のゴミを掃き出します。2番目は散水車で、ホコリがたたないように水をまいておきます。3番目がロードスイーパーで、本日のメインの車です。大きなブラシを回転させながら道路のゴミを集め車の中のホッパー(タンク)に入れます。車の形が鳥のペリカンに似ているので、「ペリカン」とも呼ばれています。最後の4番目はダンプカーで、ロードスイーパーのホッパーが一杯になったら、この荷台に移します。
2階の窓からデモ見学
先行車
散水車
ペリカンとも呼ばれるロードスイーパー
ロードスイーパーのホッパー(タンク)を上げました
ロードスイーパーに貯まったゴミをダンプカーへ運ぶ
④ロードスイーパー体験試乗
いよいよ体験試乗です。ロードスイーパーには運転席が二つあります。参加者の方には片方の運転席に座っていただき、同乗したスタッフの運転で自動車学校のコースを走行!ロードスイーパーの乗り心地や窓からの見晴らしを楽しんでいただきました。
また、試乗の待ち時間には、散水車の試乗や先行車・ダンプカーの見学、ロードスイーパーのぬりえやクイズなどを楽しんでいただきました。
階段を上がっていよいよ試乗!
高い運転席で走行を楽しみました
散水体験も行いました
乗車証明書をゲット!
試乗の待ち時間も楽しく過ごしました
⑤質疑応答・アンケート記入
体験試乗を終えた後、2階ロビーに戻り、質疑応答のほかアンケートにご協力いただきました。この日は、炎天下にもかかわらず、皆さん元気に試乗されました。 参加された最年少の4歳の子供から大人まで、みなさん普段見る事も乗ることもできないロードスイーパーに試乗でき、大変よろこんでいられました。夏休みの良い思い出を乗せて、バスは解散場所の新宿駅西口へと帰路につきました。
バスに乗って帰路へ
4. ツアーをもっと知るには?
なお、本ツアーにつきましては、令和元年11月1日発行予定の当公社広報誌「TR-mag.57号」においても掲載する予定ですので、そちらも併せてご覧下さい。「TR-mag.」のバックナンバーは
コチラをご覧ください。