職員インタビュー土木職

生活の基盤となる「道」に携わる仕事

地域を「面」として捉え、街全体をつくり上げていく。そのスケールの大きさに惹かれ、高校生の頃から都市開発に興味を持っていました。大学では都市環境デザインを専攻し、学びを深める中で、都市の中でも生活の基盤となる「道」への関心が高まり、公社へ入社しました。
入社から現在まで道路部に所属し、多摩地域の無電柱化推進事業の瀬敬業務を担当しています。設計委託会社への監督業務のほか、関係機関との調整、工事の積算・発注などを行っています。

多くの関係者が集う会議を取りまとめ

無電柱化推進事業では、道路管理者である東京都のほか、電力事業者、電気通信事業者、水道・ガス事業者など、路線ごとに多くの関係者と協力してプロジェクトを推進します。そうした方々が一同に会する調整会議を取りまとめるのも私の役目です。また、地域住民へ事業の説明に伺う機会もあります。「早く無電柱化を進めて欲しい」というご意見をいただくことも多く、自分たちの仕事が社会に必要とされていることを実感し、嬉しく思います。

自分の設計でつくられたものが街に残る

自分の仕事によって、街が変わっていく。それが、この仕事の醍醐味であり、一番のやりがいです。入社１年目に初めて工事発注を行った現場を訪れ、無電柱化の工事が進み、以前とは様変わりした街並みを見た時の感動は今も忘れられません。同時に、自分の設計によってつくられたものが街に長く残っていくことを実感し、責任感が一層強まりました。
今後も多くの無電柱化プロジェクトに携わる中で、経験を積み、知識を深めながら、まちづくりに貢献していきたいと思います。

1日のスケジュール