ツアー実施日 平成29年11月14日(火)、24日(金)
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目的
(公財)東京都道路整備保全公社では、都内で行う道路建設工事や道路関連施設などを見学する道路見学ツアーを企画・運営し、道路整備や維持管理の必要性をPRするとともに、都民の皆様が道路行政に理解を深める機会を創出しています。
そのひとつとして、東京都建設局公園緑地部、(公財)東京都公園協会のご協力を得て、平成29年11月14日(火)、平成29年11月24日(金)に「街路樹ツアー~丸の内界隈に秋の街路樹を訪ねる~」を実施しました。
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ツアー概要
このツアーは、道路付属物である街路樹について理解を深めていただき、日比谷公園を起点に丸の内界隈をガイドの説明を受けながら歩き、街路樹の魅力を知っていただくものです。
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当日の流れ
1.集合・受付
参加者の皆様には、日比谷公園内「緑と水の市民カレッジ」に集合していただきました。
2.概要説明
公社職員からの挨拶の後、東京都建設局公園緑地部の職員から、街路樹の役割や現状、維持管理についての説明を受けていただきました。街路樹は景観の形成機能だけでなく、防災機能なども担っています。その後、ガイドから街路樹(並木)の歴史や、自然樹形と人工樹形の違いについてなどの説明を受けていただきました。
東京都建設局公園緑地部職員より説明
日比谷公園の脇に整備された初めての緑化道路
ガイドより説明
皇居外苑の自然樹形の松
3.日比谷公園内見学
説明が終わると、イヤフォンを装着して出発です!明治36年6月1日に開園した日比谷公園には様々な樹木や記念物などがあります。イチョウ、モミジ、ヤツデなど、ガイドからの説明を聴きながら、じっくり見学していただきました。
雲形池付近の紅葉
すっかり黄色く色づいたイチョウ
馬の水飲み場跡
首賭けイチョウの木
4.一般道見学
日比谷公園内での見学を終えたら、一般道の街路樹ツアーに出発です。
まず、公園を出てすぐのところにある緑化道路第一号を歩いていただきました。緑化道路とは、道路と接する公共施設の敷地の一部を互いに兼用し、植栽などを一体的に整備した施設のことです。この通りの街路樹には冬桜もあり、当日はきれいな桜の花を咲かせていました。
丸の内仲通りのケヤキや行幸通りのイチョウを始め、様々な街路樹が色づいていました。
赤煉瓦の三菱1号館美術館と美しい中庭を通り抜け、都道402号(通称:大名小路)に出ました。この通りに面する東京中央郵便局の前には「郵便局の木」があります。この郵便局の木は、「タラヨウ」という樹木で、この樹木の葉の裏側を引っかくと、文字が書けるため、このことが「葉書」の語源になったと言われています。
他にも、東京駅や旧丸ビルの基礎杭である松杭、皇居外苑などをご覧いただきました。
緑化道路第一号沿いの冬桜
三菱1号館美術館前の中庭
丸の内仲通り
郵便局の木「タラヨウ」
5.質疑応答・アンケート記入
全ての見学を終えた後、緑と水の市民カレッジに戻り、アンケートにご協力いただきました。
このツアーでは、抽選で当選された総勢38名の方々が参加されました。両日とも少し雨に降られましたが、講師の説明を熱心に聴いていただき、樹木や街路樹について知識を深め、とても満足していただけた様子でした。
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ツアーをもっと知るには?
なお、本ツアーの詳細につきましては、平成30年2月1日発行予定の当公社広報誌「TR-mag.50号」に掲載する予定ですので、そちらをご覧下さい。「TR-mag.」のバックナンバーは
コチラをご覧ください。