ツアー実施日 平成29年7月25日(火)
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目的
(公財)東京都道路整備保全公社では、都民のみなさんが、道とふれあい、道に親しみをもち、道が日々の生活に身近な施設であることを実感していただくために、「夢のみち」事業を実施しています。この事業の一環として、一般社団法人全国道路標識・標示業東京都協会の協力を得て、平成29年7月25日に「夢のみち」2017親子体験ツアー「標識工場見学ツアー」を実施しました。
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ツアー概要
このツアーは、道路標識を制作している工場を見学いただくものです。道路標識は、道路利用者に対して、地理の案内や道路の警告、規制などの情報をお知らせし、わたしたちの安全を支えています。このツアーでは、道路標識の生産工場や道路標示施工実演を見学しました。
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当日の流れ
1.集合・受付
参加者の皆様には、西新宿にご集合いただきました。受付を済ませ、大型バスに乗って出発です!
大型バスで到着!
ウェルカムボードでお出迎え
2.道路標識の概要説明
工場に到着したらホールに移動です。公社職員及び一般社団法人全国道路標識・標示業東京都協会会長からの挨拶の後、同協会職員の方から、道路標識についての説明がありました。
公社職員より挨拶
一般社団法人全国道路標識・標示業東京都協会会長より挨拶
道路標識について説明
道路標識の変遷など興味深いお話しが沢山!
3.展示室見学
説明が終わると、2班に分かれて見学です。安全のため、帽子をかぶっていただきました。3階にある展示室では、一般社団法人全国道路標識・標示業東京都協会会員企業が取り扱う道路標示・区画線や、道路標識等を見学しました。また、実験ルームで、雨の日や夜間の道路標識や道路標示区画線がどう見えるのかを体験していただきました。
道路標識の実物を間近で見学
緊急時に内容を入れ替えできる標識
区画線の素材や色も様々
雨天時、夜間の標識等の見え方を体験
4.標示施工実演
道路標示線(矢印)の施工実演を見学。機械でラインを引くと、徐々にきれいなラインができ上がります!
5.工場内見学
工場内では、道路標識を作る工程を間近で見ていただきました。標識の基板には、電気抵抗を利用し表面に凹凸を作らないスポット溶接という方法が用いられています。大きなカッティングマシーンで、設計されたデータに基づいて、文字や図形を裁断していきます。基板に裁断したシートを貼る作業は手作業です。皆さん、職人の匠の技を見つめます。
標識の基板のスポット溶接
大きなカッティングマシーン
手作業で文字を貼ります
シートを貼り終えたら、赤外線ライトで密着させます
6.質疑応答・アンケート記入
全ての見学を終えた後、ホールに戻り、質疑応答とアンケートにご協力いただきました。「1日にどれくらいの標識をつくっているの?」「道路舗装の色は誰が決めているの?」などの質問がありました。
集合写真
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ツアーをもっと知るには?
なお、本ツアーの詳細につきましては、平成29年11月1日発行の当公社広報誌「TR-mag.49号」に掲載する予定ですので、そちらをご覧ください。「TR-mag.」のバックナンバーは
コチラをご覧ください。