街路樹ツアー～丸の内界隈に秋の街路樹を訪ねる～

　（公財）東京都道路整備保全公社では、都内で行う道路建設工事や道路関連施設などを見学する道路見学ツアーを企画・運営し、道路整備や維持管理の必要性をＰＲするとともに、都民の皆様が道路行政に理解を深める機会を創出しています。 　そのひとつとして、東京都建設局公園緑地部のご協力を得て、平成28年11月30日(水)と平成28年12月2日（金）、「街路樹ツアー～丸の内界隈に秋の街路樹を訪ねる～」を実施しました。
　このツアーは、日比谷公園を起点に丸の内界隈の街路をガイドの説明を受けながら歩き、街路樹の魅力を知っていただくものです。

1．集合・受付

　参加者の皆様には、日比谷公園内「緑と水の市民カレッジ」に集合していただきました。

2．概要説明

　公社職員からの挨拶の後、東京都建設局公園緑地部の職員から、街路樹の役割や現状について説明を受けて、街路樹についての基本的な知識を深めていただきました。その後、ガイドから街路樹（並木）の歴史や紅葉について説明を受けていただきました。

3．日比谷公園内見学

　説明が終わると、イヤフォンを装着して出発です！明治36年6月1日に開園した日比谷公園には様々な樹木や記念物などがあります。イチョウ、モミジ、ヤツデなど、ガイドからの説明を聴きながら、じっくり見学していただきました。

4．一般道見学

　日比谷公園内での見学を終えたら、一般道の街路樹ツアーに出発です。
　まず、公園を出てすぐのところにある緑化道路第一号を歩いていただきました。緑化道路とは、道路と接する公共施設の敷地の一部を互いに兼用し、植栽などを一体的に整備した施設のことです。この通りの街路樹には冬桜もあり、当日はきれいな桜の花を咲かせていました。
　丸の内仲通りのケヤキや行幸通りのイチョウを始め、様々な街路樹が色づいていました。
　都道402号に面する東京中央郵便局の前には「郵便局の木」があります。この郵便局の木は、「タラヨウ」という樹木で、この樹木の葉の裏側を引っかくと、文字が書けるため、このことが「葉書」の語源になったと言われています。
　他にも、三菱1号館美術館前の庭園や東京駅まで足を延ばしました。

5．閉会・質疑応答・アンケート記入

　全ての見学を終えた後、緑と水の市民カレッジに戻り、アンケートにご協力いただきました。
　このツアーでは、抽選で当選された総勢39名の方々が参加されました。寒い中でのツアーでしたが、皆さん大変満足されている様子でした。
　なお、本ツアーの詳細につきましては、平成29年2月1日発行の当公社広報誌「TR-mag. 46号」に掲載する予定ですので、そちらをご覧ください。「TR-mag.」のバックナンバーはコチラをご覧ください。