ツアー実施日 平成28年8月4日(木)
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目的
(公財)東京都道路整備保全公社では、都内で行う道路建設工事や道路関連施設などを見学する道路見学ツアーを企画・運営し、道路整備や維持管理の必要性をPRするとともに、都民の皆様が道路行政に理解を深める機会を創出しています。
そのひとつとして、東京都第三建設事務所の協力を得て、平成28年8月4日(木)「夢のみち」2016親子体験ツアー 私たちの生活を守る道路下の巨大空間「神田川・環状七号線地下調節池」見学を実施しました。
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ツアー概要
このツアーは、神田川・環状七号線地下調節地について知っていただくため、東京都第三建設事務所の職員の方の説明を受けながら善福寺川取水施設や地下調節池を見学するものです。
環状七号線地下調節池は、水害が多発する神田川中流域の水害に対する安全度を向上させるため、環状七号線の道路下に延長4.5km、内径12.5mのトンネルを建設し、神田川、善福寺川及び妙正寺川の洪水約54万?を貯留できる施設です。平成28年2月末までに38回の流入があり、下流域の浸水被害軽減に大きな効果を発揮しています。
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当日の流れ
1.受付
参加者の皆さまには工学院大学前に集合いただき、貸切バスに乗って、善福寺川取水施設へ出発しました。
2.神田川・環状七号線地下調節池概要等説明
主催者からの挨拶のあと、神田川・環状七号線地下調節池の施設全体の概要や役割等について説明を聞いていただき、施設ができる以前の洪水被害の様子をまとめたDVDをご覧いただきました。過去の洪水被害の様子を映像で見ると、この調節池ができたことにより、現在どれだけ改善されているかを伺い知ることができます。
公社職員からの挨拶
三建職員からの説明
3.模型室・中央監視室見学
続いて、善福寺川取水施設の見学です。東京都第三建設事務所の担当職員の方の説明を聞きながら、環七地下調節池の模型や中央監視室を見学していただきました。
模型の見学
地下調節池にはいろいろな生き物がいます
中央監視室のモニター
スイッチがずらり!
4.神田川・環状七号線地下調節池見学
施設内での説明や見学を終えたら、いよいよ神田川・環状七号線地下調節池に移動です!
この調節池は、土被(トンネル上の土の厚さ)が約34m~43mもあります。地下の深さを体験して頂くため、約40mもの階段を降りて地下トンネルへ!
地下トンネルの二重扉を抜けると、まず、地上の取水口から地下調節池へ水を取り込む取水立抗の竪穴が見えます。取水立抗から地下調節池までをつなぐ連絡管渠(かんきょ)を歩き、地下調節池を目指します。途中には、地元の小学生によって絵が描かれた部分があります。
連絡管渠(かんきょ)を抜けると、全長4.5kmの巨大な調節池に到着です!トンネルの中では、子供たちが「ヤッホー」と叫んで声の反響を楽しんだり、全ての照明器具を消した真っ暗闇を楽しんだりと、とても貴重な体験をしていただくことができました。
222段の階段を下ります!
上から水滴が落ちてきます
地元の小学生の絵です
5.閉会・質疑応答・アンケート記入
全ての見学を終えた後、講習室で質疑応答の時間をとり、アンケートにもご協力いただきました。参加された子供たちからは、「地下までの階段は何段だったの?」「どうして生き物が中にいるの?」などの質問がありました。
お土産は公社オリジナルトミカです!
当日は抽選で当選された47名の親子が参加されました。普段なかなか見ることのできない巨大な地下空間をじっくり見学し、楽しんでいただきました。
集合写真(トンネルの中)
集合写真(地上)
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ツアーをもっと知るには?
なお、本ツアーの詳細につきましては、平成28年11月1日発行の当公社広報誌「TR-mag. 45号」に掲載する予定ですので、そちらをご覧ください。「TR-mag.」のバックナンバーは
コチラをご覧ください。