ツアー実施日 平成28年3月23日(水)
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目的
(公財)東京都道路整備保全公社では、都内で行う道路建設工事や道路関連施設などを見学する道路見学ツアーを企画・運営し、道路の整備や維持管理の必要性をPRするとともに、都民の皆様が道路行政に理解を深める機会を創出しています。
そのひとつとして、東京都公園協会 神代植物公園のご協力を得て、平成28年3月23日(水)9時30分から「街路樹ツアー~春の神代植物公園周辺を歩く~」を実施しました。
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ツアー概要
このツアーは、武蔵境通りと神代植物公園をガイドの説明を聞きながら歩き、街路樹の魅力を知っていただくものです。
見学場所のひとつである武蔵境通り(調布保谷線)は、地域の皆様と東京都、調布市並びに三鷹市との協働により発足した協議会を通じて、地域の特性にあった住民参加型の道づくりに取り組み整備が進められ、 平成21年3月に約2キロ区間が完成しました。
また、この事業は全国街路事業促進協議会主催の第22回全国街路事業コンクールおいて最も優れた事業と認められ、「国土交通大臣賞」を受賞しました。
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当日の流れ
1.集合・受付
参加者の方には、西新宿の工学院大学前にご集合いただき、大型バスに乗って出発です!
受付
大型バスへ!
2.バスで移動
バスの中では、主催者からの挨拶の後、上田講師から街路樹と並木について説明をしていただきました。街路樹の歴史はとても古く、明治時代に東京市が東京にふさわしい並木10種を選定しています。また東京都では、イチョウ・ハナミズキ・サクラ類など様々な種類の街路樹が植樹されています。
主催者挨拶
上田講師の説明
3.武蔵境通りの見学
バスに揺られて約30分、神代植物公園正門前に到着です。まずは神代植物公園の前で記念撮影をしました。
ツアーは武蔵境通りの街路樹の見学から開始しました。まず、武蔵境通りに建立されている碑の前で、武蔵境通り(調布保谷線)の概要についての説明を聞いていただきました。
武蔵境通りには、ケヤキ、ハイノキ、トキワマンサク、アカバナトチノキ、マツ、ヤマボウシ、サルスベリ、モクレンなど様々な種類の街路樹が植樹されています。
また、武蔵境通りには、一般家庭の庭に植えられていた樹木や、浅間神社の参道に植えられていた樹木が立派な街路樹として、現在も残されています。
神代植物公園前に到着
公園の前で記念撮影
見学スタート!
武蔵境通り(調布保谷線)の説明
武蔵境通り(調布保谷線)にある石碑
ケヤキ
残された樹木です
実物を見ながら説明
4.お昼~深大寺
武蔵境通りでの見学を終えると、お食事処の水神苑へ向かいました。水神苑に向かう途中、上田講師からサクラの木について説明がありました。サクラは日本の三大浮気植物といわれ、交配しやすいため、非常にたくさんの種類があるそうです。
桜について説明
道中の水車
水神苑
昼食です!
有名な深大寺蕎麦をいただきました
5.神代植物公園
昼食後の深大寺自由散策のあと、深大寺境内に再集合していただきました。午後は、神代植物公園の見学です。
神代植物公園では、椿・さくらまつりが開催されていました。まず、椿・さざんか園の見学です。神代植物公園には、たくさんの種類の椿やさざんかが植樹されており、ちょうど満開でとても見応えがありました。
その後、園内の植物を見学しながら植物公園を目指して歩きました。道中、神代曙という神代植物公園のオリジナル品種であるサクラの木がありましのたで、ご覧いただきました。
また、上田講師から花が終わるときの言葉について説明がありました。花によって、「おちる」、「散る」、「しおれる」、「こぼれる」、「くずれる」等、様々な言葉を使い分けるそうです。椿は「おちる」、桜は「散る」というそうです。
深大寺境内で再集合
神代植物公園に到着
上田講師お手製の資料で落葉樹の説明
入園前に見所を案内
桜と梅の違いについて説明
椿も色々な種類があります
椿が綺麗に咲いていました
モクレンが満開でした
菜の花も咲いていました
桜が綺麗です
「神代曙」という桜です。皆様撮影に夢中!
6.質疑応答・アンケート記入
全ての見学を終えた後、植物会館にてアンケートにご協力いただきました。これで6時間にわたるツアーの全工程が終了です。その後、バスで新宿駅付近まで移動し、解散しました。
アンケート記入
このツアーでは、抽選で当選された26名の方が参加されました。参加者の皆様は、講師の説明を熱心にメモにとったり、積極的に質問をされたりと、街路樹や樹木についての知識を深め、とても満足されている様子でした。
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ツアーをもっと知るには?
なお、本ツアーの詳細につきましては、平成28年5月1日発行の当公社広報誌「TR-mag. 43号」に掲載する予定ですので、そちらをご覧ください。「TR-mag.」のバックナンバーは
コチラをご覧ください。