ツアー実施日 平成27年5月27日(水)
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目的
(公財)東京都道路整備保全公社では、都内で行う道路建設工事や道路関連施設などを見学する道路見学ツアーを企画・運営し、道路整備や維持管理の必要性をPRするとともに、都民の皆様が道路行政に理解を深める機会を創出しています。
そのひとつとして、東京都建設局北多摩北部建設事務所と西武鉄道株式会社のご協力を得て、平成27年5月27日(水)13時から「府中所沢線(西武・中央線立体)道路工事現場見学ツアー」を実施しました。
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ツアー概要
このツアーは、府中所沢線の一部であるJR中央線オーバーパス部と西武国分寺線アンダーパス部の工事現場を見学して頂くものです。
府中所沢線は、府中市を起点とし、国分寺市、小平市及び東村山市を経由し、埼玉県境に至る延長約13.6kmの都市計画道路で、多摩地域の骨格を形成する南北方向の重要な幹線道路です。
今回見学したのは、このうち、国分寺都市計画道路3・2・8号の府中市武蔵台三丁目(多喜窪通り)から国分寺市東戸倉二丁目(五日市街道)までの約2.5kmの区間です。
道路の一般部は、往復4車線の車道部16mの両側に、緑豊かな植樹帯と歩行者空間を有する10mずつの環境施設帯を設けた36mを標準とし、沿道環境に配慮しています。
本事業の実施により、交通渋滞の緩和、環境の改善、防災機能の向上などが図られます。
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当日の流れ
1.受付・行きのバス車中
参加者の方には、西国分寺駅前にご集合頂き、マイクロバスに乗って出発です!
西国分寺駅前で受付
マイクロバスで出発!
2.西武工事現場事務所にて事業・現場説明
バスに揺られて約10分、西武の工事現場事務所に到着です。はじめに、府中所沢線の工事の概要について、東京都北多摩北部建設事務所西武鉄道株式会社の職員の方から、ご説明がありました。
公社職員からの挨拶
公社職員からの挨拶
ツアーにご協力頂く関係者の方々からの挨拶
北多摩北部建設事務所職員からの説明
西武鉄道株式会社社員からの説明
現場の職員からの説明
3.西武国分寺線立体交差(アンダーパス)工事現場見学
事務所での説明が終わると、ヘルメットと軍手を装着して、工事現場へ出発です!
最初は、西武国分寺線と道路が交差する部分で、道路が鉄道をくぐるアンダーパスの工事現場の見学です。工事用の階段を下りて、いざ現場へ!
安全のため、ヘルメットと軍手を装着
上から見た現場
恐る恐る覗いています
階段を下りていざ現場へ!
階段を下りると、職員の方の説明を聞きながら現場を見学しました。仮設部分もまだ残っています。
現場に到着!まずは説明を聞きます
間近で見るとかなり迫力があります
工事現場の様子
西武国分寺線立体交差工事現場で記念撮影
4.中央線立体交差(オーバーパス)工事現場見学
マイクロバスで2箇所目の工事現場へ移動しました。2箇所目は、JR中央線と道路が交差する部分で、道路がJR中央線の上を越す橋梁(オーバーパス)の工事現場見学です。橋梁の下で工事の説明を聞いたら、工事用の階段を上って、いざ現場へ!
橋梁の下で説明を聞きます
階段を上って工事現場へ!
橋に上がると、アスファルトがかかる前の道路が出現!まだまだ工事中なので、見学中も近くで建設機械が働いています。橋の上はまだ舗装されておらず、突起物があります。参加者の皆様には、足元をよく注意して歩いて頂きました。橋の上からは、中央線の線路を見渡すことができました。
足元に注意しながら歩きます
下にJR中央線が走っています。ちょうど電車が来ました!
見学の間も工事が進んでいます
未舗装の橋面
中央線立体交差工事現場で記念撮影
5.質疑応答・アンケート記入・帰りのバス車中
全ての見学を終えた後、バス車中で質疑応答の時間をとり、アンケートのご記入にもご協力頂きました。これで約3時間にわたるツアーの全工程終了です。その後、バスで西国分寺駅まで移動し、解散致しました。
職員に見送られて解散
当日は抽選で当選された21名の方が参加され、職員からの詳細な説明に熱心に耳を傾けたり、持参したカメラで撮影したりと2箇所の工事現場をじっくりと見学して頂きました。開通前の道路の工事現場の見学に皆様大変満足されている様子でした。
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ツアーをもっと知るには?
なお、本ツアーの詳細につきましては、平成27年8月1日発行の当公社広報誌「TR-mag.」に掲載する予定ですので、そちらをご覧ください。「TR-mag.」のバックナンバーは
コチラをご覧ください。
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