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道路見学ツアー
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環七地下調節池見学ツアー

コンテンツ
ツアー実施日 平成27年2月24日(火)・26日(木)
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目的
 (公財)東京都道路整備保全公社では、都内で行う道路建設工事や道路関連施設などを見学する道路見学ツアーを企画・運営し、道路整備や維持管理の必要性をPRするとともに、都民の皆さまが道路行政に理解を深める機会を創出しています。
そのひとつとして、東京都建設局第三建設事務所の協力を得て、平成27年2月24日(火)・26日(木)、13時30分から「環七地下調節池ツアー」を実施しました。
 
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ツアー概要
 このツアーは、環状七号線地下調節地について知っていただくため、東京都建設局第三建設事務所職員の方の説明を受けながら善福寺川取水施設や地下調節池を見学するものです。
 環七地下調節池の概要は以下のとおりです。
 (東京都建設局発行 「神田川・環状七号線地下調節池」パンフレットより)
 環状七号線地下調節池は、水害が多発する神田川中流域の水害に対する安全度を向上させるため、環状七号線の道路下に延長4.5km、内径12.5mのトンネルを建設し、神田川、善福寺川及び妙正寺川の洪水約54万m2を貯留できるものです。
 環状七号線地下調節池は、平成9年4月から第一期事業箇所、平成17年9月からは第二期事業箇所の供用を開始しています。平成25年10月末までに34回の流入があり、下流域の浸水被害軽減に大きな効果を発揮しています。
 
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当日の流れ
 まずはじめに、環七地下調節池について、施設全体の概要や調節池の役割等について説明を聞いて頂いた後、環七地下調節池ができる以前の洪水被害の様子等をまとめたDVDをご覧頂きました。特に過去の洪水被害の様子を映像で見ると、環七地下調節池ができたことにより、現在が如何に改善されているかを伺い知ることができます。
 続いて、善福寺川取水施設の見学です。東京都建設局第三建設事務所の担当職員の方の説明を聞きながら、環七地下調節池の模型や環七地下調節池が作られた「シールド工法」の模型、また中央監視室を見学していただきました。

 施設内での説明や見学を終えたら、いよいよ環七地下調節に向けて出発です!
 環七地下調節池は、土被(トンネル上の土の厚さ)が約34m~43mもあります。その地下の深さを体験して頂くため、約40mもの階段を降りて環七地下調節池へ!

 階段を全て降りて、二重扉を抜けると、まず、地上の取水口から地下調節池へ水を取り込む取水立抗の竪穴がありますので、こちらを見学して頂きました。そして、取水立抗から地下調節池までをつなぐ連絡管渠を歩いて頂き、地下調節池を目指します。途中には、地元の小学生によって絵が描かれた部分があります。洪水にさらされても、絵の鮮やかさはそのままです。

 連絡管渠を抜けると、全長4.5kmの巨大な調節池に到着です!調節池の中では、全ての照明器具を消した真っ暗闇を体験していただきました。普段、このような暗闇を体験することは中々ありませんので、参加者の皆様には貴重な体験をして頂くことができました。

 また、見学中に調節池のトンネル内を1台の車が走って来ました!清掃用の車なのですが、調節池内で車に出会うことはなかなかないそうです。暗闇の中、突如現れた車に参加者の皆様も大変驚いていました。

 24日は50名(一般26名、学生24名)、26日42名(一般のみ)の方が参加され、参加者の皆様は巨大な地下空間を写真に納めたり、職員の方に積極的に質問されたりと、とても満足している様子でした。
 
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ツアーをもっと知るには?
 なお、本ツアーの詳細につきましては、平成27年5月1日発行予定の当公社広報誌「TR-mag.」に掲載する予定ですので、そちらをご覧ください。「TR-mag.」のバックナンバーはコチラをご覧ください。
 
三建職員の方からの説明
三建職員の方からの説明
シールド工法の模型
シールド工法の模型
洪水の取水の仕組みが分かる模型
洪水の取水の仕組みが分かる模型
中央監視室
中央監視室
モニターも結構大きいですね!
モニターも結構大きいですね!
階段をどんどん降りていきます
階段をどんどん降りていきます
この扉の向こうが地下調節池です
この扉の向こうが地下調節池です
上部の丸い穴から水が落ちてきます
上部の丸い穴から水が落ちてきます
左側の水面に上から水が落ちてきます
左側の水面に上から水が落ちてきます
連結官渠にある地元の小学生の絵です
連結官渠にある地元の小学生の絵です
連結官渠と地下調節池の連結部分です
連結官渠と地下調節池の連結部分です
地下調節池はずっと奥まで続いています
地下調節池はずっと奥まで続いています
地下調節池内を関係車両が通ることもあります!
地下調節池内を関係車両が通ることもあります!