ツアー実施日 平成26年7月30日(水)
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目的
都民の皆様に道が日々の生活に身近な施設であることを実感していただくことを目的に実施する「夢のみち」事業の取り組みの一つとして、平成26年7月30日(水)13時00分から、「夢のみち」2014親子体験ツアー 東京の流れを地下から変える「首都高速中央環状品川線」工事現場見学を実施しました。
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ツアー概要
このツアーは、平成26年度末の完成を目指して工事が進められている開通前の首都高速中央環状品川線のトンネル内や高架道路を実際に歩きながら見学していただくものです。
首都高中央環状品川線の概要は以下のとおりです。(東京都建設局発行「中央環状品川線」パンフレットより)
中央環状品川線は中央環状線(全長約47km)の南側部分を形成し、高速湾岸線から分岐したのち、目黒川及び環状第6号線(山手通り)の地下空間をトンネルで北上し、中央環状新宿線及び高速3号渋谷線に接続する路線です。本路線が完成することで、高速道路全体のネットワークが効率よく機能し、都心環状線などの慢性的な渋滞が緩和されます。また、一般道路の混雑も緩和されることで、沿道の環境が改善されます。
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当日の流れ
13時にりんかい線品川シーサイド駅に集合したら、大井工事事務所を目指して出発です!事務所に向かう途中、歩道橋の上から、シールド工法でつくられたトンネルが地上部に出るところを見学しました。
品川シーサイド駅を出発!
歩道橋から眺める首都高中央工事品川線
シールドトンネルが地上部に出る箇所
大井工事事務所に着いたら、はじめに、東京都第二建設事務所の職員の方から首都高速中央環状線の概要についてご説明がありました。その後、トンネル工事の模型やジオラマなどを見学しました。
職員からの概要説明
ジオラマの見学
シールドトンネルの模型もあります!
説明と模型の見学を終えたら、いよいよ工事現場の見学です!
マイクロバスを使って、トンネル内へ移動です。トンネルの中を1キロ程進むと、トンネル内の横連絡路があります。そこで一旦下車していただき、職員の方の説明を聞きながらトンネル内を歩いて見学しました。
マイクロバスを一旦下車
大型トラックが横切ります!
トンネルの横連絡路
トンネル内もじっくり見学
トンネル内の見学を終えると、今度はトンネル出口付近までバスで更に移動します。トンネル出口付近で降りていただき、そこから高架道路まで歩きながら見学します。
トンネル出口付近で再び下車
トンネルを出ました!
高架道路に歩いて移動!
東京タワーやスカイツリー、ゲートブリッジを遠くに望みながら高架道路を進んでいくと、まだアスファルトがかかる前の道路が出現!開通したら二度と歩くことのできない道路を歩いていただいたり、実際に触っていただいたりしました。また、高架道路から新幹線の大井車両基地も眺めていただきました。
資材もまだ置かれています
アスファルトで舗装されている道路
大井車両基地も見えました!
防音壁も設置されています
アスファルトがかかる前の道路
当日は40名が参加され、開通前の高速道路の工事現場見学を楽しんでいただきました。
参加者全員で集合写真!
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ツアーをもっと知るには?
なお、本ツアーの詳細につきましては、平成26年11月1日発行の当公社広報誌「TR-mag. 37号」に掲載する予定ですので、そちらをご覧ください。「TR-mag.」のバックナンバーは
コチラをご覧ください。