ツアー実施日 平成26年3月14日(金)
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目的
(公財)東京都道路整備保全公社では、都内で行う道路建設工事や道路関連施設などを見学する道路見学ツアーを企画・運営し、道路整備や維持管理の必要性をPRするとともに、都民の皆さまが道路行政に理解を深める機会を創出しています。
そのひとつとして、東京都建設局のご協力を得て平成26年3月14日(金)、13時から「首都高中央環状品川線工事現場見学ツアー」を実施しました。
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ツアー概要
このツアーは、平成26年度末の完成に向けて工事が進められている首都高中央環状品川線について、東京都建設局第二建設事務所職員の説明を受けながら、工事現場を見学するものです。
首都高中央環状品川線の概要は以下のとおりです。(東京都建設局発行「中央環状品川線」パンフレットより)
中央環状品川線は中央環状線(全長約47km)の南側部分を形成し、高速湾岸線から分岐したのち、目黒川及び環状第6号線(山手通り)の地下空間をトンネルで北上し、中央環状新宿線及び高速3号渋谷線に接続する路線です。本路線が完成することで、高速道路全体のネットワークが効率よく機能し、都心環状線などの慢性的な渋滞が緩和されます。また、一般道路の混雑も緩和されることで、沿道の環境が改善されます。
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当日の流れ
参加者の皆さまには、東京臨海高速鉄道品川シーサイド駅に集合していただき、工事現場事務所に向けて歩いて出発です!
工事現場事務所に向かう途中、シールド工法でつくられたトンネル部分が地上に出ているところがあります。参加者の皆さまには、歩道橋の上からその部分を見学していただきました。
工事現場事務所に着いたら、はじめに、東京都建設局第二建設事務所の職員から首都高中央環状品川線や工事現場の概要等についてスライド等を用いた説明を受けた後、中央環状品川線の全容がわかるジオラマの模型などを見学していただきました。
模型の見学が終わると、ヘルメット、軍手、イヤホンをつけて工事現場に出発!
大井北立抗にある深さ30mもの階段を降りてトンネルの中に入ります。 延長8.4kmのトンネルには、トンネル内の換気や排煙のために、中目黒・五反田・南品川・大井北の合計4箇所の換気所が設置されています。トンネル内を50m程歩いて見学していただいた後、地上の高架道路に移動です。完成間近の高速道路では、防音壁や街路灯の設置工事が着々と進められています。当日は、あいにくの曇り空でしたが、開通前の高速道路を歩く貴重な機会を楽しんでいただきました。
当日は29名の方が参加され、道路を背景に記念写真を撮られたり、職員に熱心に質問をされたりと、とても満足している様子でした。
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ツアーをもっと知るには?
なお、本ツアーの詳細につきましては、平成26年5月1日発行予定の当公社広報誌「TR-mag. 35号」に掲載する予定ですので、そちらをご覧ください。「TR-mag. 35号」のバックナンバーは
コチラをご覧ください。
地上に出ているトンネル部分
首都高中央環状品川線の説明
ジオラマの模型の見学
地上から覗くトンネル
大井北立抗付近のトンネル
トンネル内部
トンネル入口部分
高架道路
高架道路に設置中の防音壁
地上に出始めるトンネル部分
参加者の皆さまで記念撮影