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「街路樹ツアー~銀座・有楽町に花の街路樹を訪ねる~」を実施しました!

街路樹ツアー~銀座・有楽町に花の街路樹を訪ねる~

コンテンツ
令和5年4月11日(火)、4月18日(火)

1. 目的

(公財)東京都道路整備保公社では、都内で行う道路建設工事や道路関連施設などを見学する道路見学ツアーを企画・運営し、道路整備や維持管理の必要性をPRするとともに、都民の皆様が道路行政に理解を深める機会を創出しています。 そのひとつとして、東京都建設局公園緑地部、(公財)東京都公園協会のご協力を得て、令和5年4月11日(火)、4月18日(火)に「街路樹ツアー~銀座・有楽町に花の街路樹を訪ねる~」を実施しました。  

2. ツアー概要

 このツアーは抽選で当選された方々を対象にしております。日比谷公園を起点に銀座・有楽町の街路をガイドの説明を受けながら歩き、道路付属物である街路樹について理解を深めていただき、街路樹の魅力を知っていただくものです。また、本年は関東大震災発災から100年の節目となります。街路樹の防災機能の説明や、街中にある震災復興に関するモニュメントの見学なども実施しました。

3. 当日の流れ

①散策前の事前講義
 日比谷公園内「緑と水の市民カレッジ」にある教室で、公社職員による挨拶、ガイダンスを行い、続いて二人の講師から、散策前の事前講義がありました。 まず、東京都建設局公園緑地部の職員から、街路樹の役割や現状、維持管理についてスライドを使用して説明していただき、街路樹は景観の形成機能だけでなく、環境保全や防災機能なども担っていることなどをお話しいただきました。 次に、「緑と水の市民カレッジ」専任講師から、街路樹が景観に与える影響や、日比谷公園の設計や歴史などについて説明がありました。


 
東京都建設局公園緑地部職員から説明
東京都建設局公園緑地部職員から説明
「緑と水の市民カレッジ」選任講師から説明
「緑と水の市民カレッジ」専任講師から説明

②日比谷公園内見学
 教室での講義が終わると、「緑と水の市民カレッジ」専任講師のガイドでツアーが開始されました。 明治36年6月1日に開園した日比谷公園には様々な花、樹木や記念物があります。常緑樹であるクスノキが春に落葉している様子や、実際に火災にあったイチョウを前に樹木の防炎機能のほか、園内の樹林によって周辺の高層ビル群の無機質な景観がソフトに調和して和む空間を創出するなど、都市の中での公園や緑が持つ役割について、ガイドからの説明を聴きながら、じっくり見学していただきました。
 
ツアーの開始
ツアーの開始
満開のネモフィラ
満開のネモフィラ
火災にあった「首掛けイチョウ」
火災にあった「首掛けイチョウ」
満開のチューリップ
満開のチューリップ
 
③一般道見学 
 
 日比谷公園内での見学を終えたら、一般道の街路樹ツアーに出発です。晴海通り、みゆき通り、並木通りなどを散策しながら街路樹や街並みについて説明を聴きました。
 街路樹は、ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)、ベニバナトチノキ等の花々が色づき、エンジュやシナノキ、ケヤキなど様々な街路樹の新緑がとても鮮やかでした。イチョウやケヤキを例にとった、公園内の樹木と街路樹との生育の違いの説明に、皆さま熱心に耳を傾けておられました。
 
 
一般道へ(ガイドの説明)
一般道へ(ガイドの説明)
銀座地区(トチノキ)
銀座地区(トチノキ)
ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)
ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)
 数寄屋橋公園内に建立された関東大震災10周年記念塔である『燈臺』を見学し、皆さまに関東大震災を振り返っていただきました。防災意識を高める機会になったのではないでしょうか。  最後に日比谷公園に戻り、都内の街路樹の基となった「スズカケノキ」を見学。「緑と水の市民カレッジ」に戻ってきました。
 
燈臺
燈臺
有楽町地区
有楽町地区
④閉会・質疑応答・アンケート

 教室に戻り質疑応答が行われ、ツアーは閉会となりました。

4. ツアーをもっと知るには

 なお、本ツアーの詳細につきましては、令和5年8月1日発行予定の当公社広報誌「TR-mag.72号」に掲載する予定ですので、そちらも併せてご覧下さい。「TR-mag.」のバックナンバーはコチラをご覧ください。