ツアー実施日:令和4年4月19日(火)、4月26日(火)
1. 目的
(公財)東京都道路整備保全公社では、都内で行う道路建設工事や道路関連施設などを見学する道路見学ツアーを企画・運営し、道路整備や維持管理の必要性をPRするとともに、都民の皆様が道路行政に理解を深める機会を創出しています。
そのひとつとして、東京都建設局公園緑地部、(公財)東京都公園協会のご協力を得て、令和4年4月19日(火)、令和4年4月26日(火)に「街路樹ツアー~銀座・有楽町に花の街路樹を訪ねる~」を実施しました。
2. ツアー概要
このツアーは抽選で当選された方々を対象にしております。日比谷公園を起点に銀座・有楽町の街路をガイドの説明を受けながら歩き、道路付属物である街路樹について理解を深めていただき、街路樹の魅力を知っていただくものです。
3. 当日の流れ
①散策前の事前講義
日比谷公園内「緑と水の市民カレッジ」にある教室で、公社職員による挨拶、ガイダンスがあり、続いて二人の講師から、散策前の事前講義がありました。
まず、東京都建設局公園緑地部の職員から、街路樹の役割や現状、維持管理についてスライドを使用して説明していただきました。街路樹は景観の形成機能だけでなく、環境保全や防災機能なども担っています。
そして、「緑と水の市民カレッジ」専任講師から、街路樹(並木)の特徴とともに、自然樹形と人工樹形の違いなどについて説明がありました。
東京都建設局公園緑地部職員から説明
「緑と水の市民カレッジ」専任講師から説明
②日比谷公園内見学
教室での説明が終わると、「緑と水の市民カレッジ」専任講師のガイドでツアーが開始されました。明治36年6月1日に開園した日比谷公園には様々な花、樹木や記念物があります。常緑樹であるクスノキが春に落葉している様子や、実際に火災にあったイチョウを前に樹木の防炎機能についての説明があり、ガイドからの説明を聴きながら、じっくり見学していただきました。
ツアーの開始
満開のネモフィラ
火災にあった「首賭けイチョウ」
③一般道見学
日比谷公園内での見学を終えたら、一般道の街路樹ツアーに出発です。
街路樹は、ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)、ベニバナトチノキ等の花々が色づきはじめており、エンジュやシナノキ、ケヤキなど様々な街路樹の新緑がとても鮮やかでした。講師からイチョウやケヤキを例に、公園内の樹木と街路樹との生育の違いを説明され、皆さま熱心に意味を傾けておられました。
最後に日比谷公園に戻り、都内の街路樹の基となった「スズカケノキ」を見学。「緑と水の市民カレッジ」に戻ってきました。
一般道へ(ガイドの説明)
銀座地区(トチノキ)
シナノキ
八重桜・関山
有楽町地区
④閉会・質疑応答・アンケート
教室に戻り質疑応答が行われ、ツアーは閉会となりました。
4. ツアーをもっと知るには
なお、本ツアーの詳細につきましては、令和4年8月1日発行予定の当公社広報誌「TR-mag.68号」に掲載する予定ですので、そちらも併せてご覧下さい。「TR-mag.」のバックナンバーは
コチラをご覧ください。