親子体験ツアーを実施しました!
平成28年8月1日(月)
(公財)東京都道路整備保全公社では、都内で行う道路建設工事や道路関連施設などを見学する道路見学ツアーを企画・運営し、道路整備や維持管理の必要性をPRするとともに、都民の皆様が道路行政に理解を深める機会を創出しています。
このツアーは、道路のゴミ、汚れなどを夜間に走りながら清掃しているロードスイーパーに体験試乗していただくものです。
道路清掃は、美しいまちをつくり、事故の原因となりうるゴミ等を取り除くことで安全性を向上させ、未来に引き継ぐ大切な資産(街の大動脈=道路)の維持保全により、多くの都民や利用者にとって安心、安全で快適な道路環境の創造に貢献するという大切な役割を担っています。
1.集合・受付
参加者の皆さまには工学院大学前に集合いただき、貸切バスに乗って、体験試乗の会場である王子自動車学校へ出発しました。
2.道路清掃作業について説明、道路清掃作業デモ見学
主催者からの挨拶のあと、一般社団法人東京道路清掃協会の方から、道路清掃の仕組みとロードスイーパーについて説明がありました。その後、先行車、散水車、ロードスイーパー、ダンプカーが一つのチームとなって、実際に道路上のゴミを掃除するデモンストレーションの様子を見学していただきました。道路清掃は夜間に行われているので、その様子はなかなか見る機会がありません。働く車のチームワークに子供たちはみんな釘づけでした!
3.ロードスイーパー体験試乗
説明とデモンストレーションの見学を終えたら、いよいよ体験試乗です。ロードスイーパーには運転席が二つあります。参加者の方には片側の運転席に座っていただき、運転席に座っているスタッフの運転で自動車学校のコースをぐるっと一周!ロードスイーパーの乗り心地や窓からの見晴らしを楽しんでいただきました。
また、試乗を待っていただいている間に、先行車、散水車、ゴミ運搬車をご見学いただいたいり、ロードスイーパーのぬりえやクイズを楽しんでいただきました。
4.質疑応答・アンケート記入
全ての体験を終えた後、2階ロビーに戻り質疑応答の時間をとり、アンケートにもご協力いただきました。参加された子供たちからは、「ロードスイーパーにはどれくらい水が入ってるの?」「東京で何台くらい走ってるの?」などの質問がありました。
当日は抽選で当選された43名の親子が参加され、なかなか見ることができないロードスイーパーの見学や体験試乗を楽しんでいただきました。
このツアーの詳細につきましては、平成28年11月1日発行予定の当公社広報誌「TR-mag. 45号」に掲載する予定ですので、そちらをご覧下さい。
TR-mag.のバックナンバーはコチラをご覧下さい。
平成28年8月4日(木)
(公財)東京都道路整備保全公社では、都内で行う道路建設工事や道路関連施設などを見学する道路見学ツアーを企画・運営し、道路整備や維持管理の必要性をPRするとともに、都民の皆様が道路行政に理解を深める機会を創出しています。
このツアーは、神田川・環状七号線地下調節地について知っていただくため、東京都第三建設事務所の職員の方の説明を受けながら善福寺川取水施設や地下調節池を見学するものです。
環状七号線地下調節池は、水害が多発する神田川中流域の水害に対する安全度を向上させるため、環状七号線の道路下に延長4.5km、内径12.5mのトンネルを建設し、神田川、善福寺川及び妙正寺川の洪水約54万?を貯留できる施設です。平成28年2月末までに38回の流入があり、下流域の浸水被害軽減に大きな効果を発揮しています。
1.受付
参加者の皆さまには工学院大学前に集合いただき、貸切バスに乗って、善福寺川取水施設へ出発しました。
2.神田川・環状七号線地下調節池概要等説明
主催者からの挨拶のあと、神田川・環状七号線地下調節池の施設全体の概要や役割等について説明を聞いていただき、施設ができる以前の洪水被害の様子をまとめたDVDをご覧いただきました。過去の洪水被害の様子を映像で見ると、この調節池ができたことにより、現在どれだけ改善されているかを伺い知ることができます。
3.模型室・中央監視室見学
続いて、善福寺川取水施設の見学です。東京都第三建設事務所の担当職員の方の説明を聞きながら、環七地下調節池の模型や中央監視室を見学していただきました。
4.神田川・環状七号線地下調節池見学
施設内での説明や見学を終えたら、いよいよ神田川・環状七号線地下調節池に移動です!
この調節池は、土被(トンネル上の土の厚さ)が約34m~43mもあります。地下の深さを体験して頂くため、約40mもの階段を降りて地下トンネルへ!
地下トンネルの二重扉を抜けると、まず、地上の取水口から地下調節池へ水を取り込む取水立抗の竪穴が見えます。取水立抗から地下調節池までをつなぐ連絡管渠(かんきょ)を歩き、地下調節池を目指します。途中には、地元の小学生によって絵が描かれた部分があります。
連絡管渠(かんきょ)を抜けると、全長4.5kmの巨大な調節池に到着です!トンネルの中では、子供たちが「ヤッホー」と叫んで声の反響を楽しんだり、全ての照明器具を消した真っ暗闇を楽しんだりと、とても貴重な体験をしていただくことができました。
5.質疑応答・アンケート記入
全ての見学を終えた後、講習室で質疑応答の時間をとり、アンケートにもご協力いただきました。参加された子供たちからは、「地下までの階段は何段だったの?」「どうして生き物が中にいるの?」などの質問がありました。
当日は抽選で当選された47名の親子が参加されました。普段なかなか見ることのできない巨大な地下空間をじっくり見学し、楽しんでいただきました。
このツアーの詳細につきましては、平成28年11月1日発行予定の当公社広報誌「TR-mag. 45号」に掲載する予定ですので、そちらをご覧下さい。
TR-mag.のバックナンバーはコチラをご覧下さい。